はじめに

ようこそ、てくテクeXへ。

ここは、子どもたちの「!?」を大切にする、探究×ものづくりの教室です。
教室では、毎日のようにこんな声が聞こえてきます。

「なんだこれ?」
「もう一回やってみよう。」
「先生、見て!」
「え、それ貸して!」
「ほんとだ!」

そんな何気ない一言から、子どもたちの時間が動き始めます。

私たちが、いちばん大切にしていること。

ある日、光の実験をしていたときのことです。
手作りの分光器を通った太陽の光が、机の上に虹色に広がりました。
その瞬間、一人の子が、小さな声で言いました。
「太陽の光って、色があるんだ。」

またある日は、ビー玉が想定外のところで止まってしまい、
「なんで?」と言いながら、何度もコースを作り直す子がいました。

影絵づくりでは、思いもよらない遊びが始まり、教室中が笑い声に包まれたこともあります。

私たちが一番大切にしているのは、そんな子どもたちの「!?」です。

「!?」は、動き出すきっかけ。

「感じる」「やってみる」「工夫する」「もっと広がる」のサイクルで世界との関わりが変わる

子どもは何かに驚いたり、
不思議に思ったり、
面白いと感じたりすると、
自然と手が動き始めます。

「もう一回やってみたい。」
「どうしてこうなったんだろう。」
「別のやり方でもできるかな。」

その気持ちが、次の一歩を生み出していきます。

だから、すぐには答えを教えません。

もちろん、必要な知識や技術は学びます。
でも、最初に答えを知ることより、自分で試してみる時間を大切にしたい。
私たちはそう考えています。

「こうしたらどうなるかな。」
「もう一回やってみよう。」

その時間の中でしか出会えない発見があります。

「できた。」より、「やってみた。」

作品が完成することは、とても嬉しいことです。
でも、それ以上に嬉しいのは、途中で、

「こうしたらどうかな。」
「もう一回やってみる。」

そんな言葉が聞こえてくることです。

面白さは、完成した作品の中ではなく、試している時間の中にあります。

教室は、一人で学ぶ場所ではありません。

一人が何かを見つける。

「見て!」
その声で、まわりの子どもたちが集まります。

「え、どれどれ?」
「ほんとだ!」
「じゃあ、こっちは?」

誰かの「!?」が、気がつくと、みんなの「やってみたい!」へ変わっていく。
そんな時間が、教室のあちこちで自然に生まれています。

小さな「!?」を、大切に。

てくテクeXでは、作品を作ることだけが目的ではありません。
子どもたちが、
「なんだこれ?」
と立ち止まり、

手を動かし、
試し、
笑い合い、

また新しい「!?」に出会う。
そんな時間を積み重ねていきたいと考えています。

その小さな「!?」は、やがて、
「もっとやってみたい。」
「なんで?」
という新しい一歩につながっていきます。

私たちは、その時間を子どもたちと一緒に楽しみたいと思っています。


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