
“なんとなく気になる”から始まる学び|4/5 Feel度Walkレポート

子どもに「もっと主体的に学んでほしい」
そう思ったことはありませんか?
でも実際には、
何をしたらいいのか分からず止まってしまう
つい正解を探してしまう
そんな姿もよく見られます。
4/5(日)に、てくテクeXの活動として
Feel度Walkを実施しました。
今回もテーマは決めず、
それぞれが「あてのなく」あるいて、「なんとなく気になる」ものからスタートします。
活動の中で、ある子が足を止めました。
塀にくっついている、
よくわからないもの。
「なんだろう?」
ただそれだけのきっかけです。
でも、その一言から
観察が始まり、
近づいて見たり、形を確かめたり、
しばらくその場にとどまります。

別の場所では、
通路が分岐するところで
素材が変わっていることに気づいた子がいました。
木材、石、タイル。
「なんでここだけ違うの?」
「意味あるのかな?」
誰かに教えられたわけではありません。
でも、“意味”を考え始めています。
「途中で材料がありなくなったんじゃない?」などと勝手に想像してみたりします。
また、木のてっぺんに止まっていた鳥に
複数の子が興味を持ちました。
同じものを見ているはずなのに、
スケッチ(知図)にすると、
表現はそれぞれ違います。

形を強く捉える子
位置関係を大事にする子
全体の雰囲気を描こうとする子
「同じを見る」ことと
「同じに理解する」ことは違う。
そんなことも見えてきます。
一見すると、ただの散歩や遊びのように見える時間。
でもこの中には、
自分で気づき
自分で問いを持ち
自分なりに捉える
という、学びの土台が詰まっています。
今の子どもたちは、
正解がある環境に慣れています。
だからこそ、
「何をしていいかわからない時間」
「答えが用意されていない時間」
に戸惑うことも少なくありません。
でも本来、学びは
「なんだろう?」
から始まるものです。
Feel度Walkは、
その“なんとなく”を大切にする時間です。
ここでの体験が、
次の探究や創作へとつながっていきます。
何かが完成しなくてもいい。
うまく説明できなくてもいい。
「ちょっと気になる」
その感覚が、
子どもの中に確実に残っていきます。

塀に付着していた“よくわからないもの”。立ち止まるきっかけは、いつも曖昧でいい。
千葉市中央区と緑区で活動する体験・探究型のものづくり作教室「てくテクeX」では、Feel度Walkやものづくり活動を通じて、子どもたちの好奇心や探究心を育てています。





