
「うまくいかない」が面白い理由。てくテクの2つの活動から見えること
ものづくりというと、
「うまく作ること」や「完成させること」に目が向きがちです。
でも、てくテクでは少し違います。
今回は、
思い通りにいかないからこそ面白い、
そんな2つの活動を行いました。
活動①:ブルブル振動
モーターの振動で動くおもちゃづくり。
シンプルな仕組みなのに、
思った通りにはまったく動いてくれません。
まっすぐ進まなかったり、
その場で回り続けたり、
すぐに止まってしまったり。
でもここからが本番です。
足の形を変えてみる。
長さを変えてみる。
電池やモーターの位置をずらしてみる。
キャップの位置を変えてみる。
ほんの少し変えるだけで、
動きが大きく変わります。
「なんでこうなるんだろう?」
その問いを抱えながら、
子どもたちはひたすら試し続けていました。

活動②:「同じ」をつくる
もうひとつは、
紙コップと紙皿を使った「同じをつくる」活動。
講師の見本を真似して、
中心を少しずらしながら積み上げていきます。
一見簡単そうに見えますが、
やってみるとバランスがとても難しい。
少しずれるだけで崩れてしまいます。
そこからの展開は、クラスごとにさまざまです。
とにかく高く積もうとする子。
崩れるギリギリを楽しむ子。
自分なりの形を見つけていく子。
タワーが倒れると、
「うわぁー!」と笑いながら、また最初から。

本質(思想)
どちらの活動にも共通しているのは、
「うまくいかないこと」を前提にしていることです。
失敗を避けるのではなく、
次の工夫につなげるものとして扱う。
そして、
小さな違和感や変化を見逃さないこと。
今はまだ、
理屈が分からなくても構いません。
大切なのは、
「試してみる → 変わる → また試す」
この感覚を体でつかむことです。
なぜこの活動をやるのか(価値づけ)
テクニックを学ぶことも大切ですが、
それ以上に、
試行錯誤するマインドは
簡単には身につきません。
実は今回の活動は、
私自身が子どもの頃に夢中になっていた
「つくっては壊す」
「またつくり直す」
そんな一見非効率に見える遊びがヒントになっています。
まとめ
正解を求めるのではなく、
変化を楽しむこと。
てくテクでは、
そんな時間を大切にしています。
千葉市中央区と緑区で活動する体験・探究型のものづくり作教室「てくテクeX」では、Feel度Walkやものづくり活動を通じて、子どもたちの好奇心や探究心を育てています。





