『予想と違うって、楽しいね。』探究心が育つ子どもたちの変化

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「予想と違うって、楽しいね。」そんな言葉が自然と出てきた日。

「えっ!?黒なのに、いろんな色が出てきた!」

今回のてくテクeX低学年クラスは、「色にじみラボ」。

最初に黒い水性インクをろ紙にたらしてみると、黒だと思っていたインクが青や紫、茶色など、いくつもの色に分かれていきました。

子どもたちは驚いた表情で、

「じゃあ、この色は?」
「赤はどうなる?」
「緑は?」

と、こちらが何も言わなくても次々と実験を始めます。

「この色は分かれない。」
「これは違う色が出てきた!」

一人ひとり違う発見が生まれ、自然と友達同士でも見せ合いが始まります。

目次

正解よりも、「やってみたい」が先にある

一通り実験したあと、

「こんな形のろ紙があるんだけど、どう使う?」

とだけ声を掛けました。

すると、

しばらく考え込む子。

「こうする?」
「ああする?」

と相談し始める子。

正解を教えようと思えば、きれいな模様を作る方法を説明することもできます。

でも、その日はそんなことは誰も気にしていませんでした。

顔を描いてみたり、

「顔が薄くなっちゃった!」

「目の位置が動いた!」

「変な色になった!」

思い通りにならないことさえ、みんな笑いながら面白がっています。

そして、この時間は講師も同じです。

教える人と教わる人ではなく、

「次はどうなるかな?」

と、一緒になって試し、一緒に驚き、一緒に笑う。

てくテクeXでは、この空気をとても大切にしています。


「予想と違うって、楽しいね。」

授業の最後。

ある子がぽつりと言いました。

「予想と違うって、楽しいね。」

この一言を聞いた瞬間、思わずうれしくなりました。

4月には、そもそも「予想してみよう」という発想すらほとんどありませんでした。

それが今では、

予想し、

試し、

違いを見つけ、

その違いそのものを楽しめるようになってきています。

この変化こそが、私たちが育てたいものです。


高学年は「光」を探究

高学年クラスでは、テーマは光。

自分たちで作った簡易分光器を使って、さまざまな光を観察しました。

外へ出て太陽の光を見たり、

白色LED、

暖色LED、

赤・緑・青のLEDなどを見比べたり。

「同じ光だと思っていたのに全然違う!」

「これは線になってる!」

「太陽の光は全部つながってる!」

光の種類によって見え方が違うことに気付き始めると、

「じゃあこれは?」

「スマホは?」

と、次々に調べたいものが増えていきます。

子どもたちの表情も、いつの間にか真剣そのもの。

「知りたい」が自然に動き始めていました。

振り返るのは知識ではなく、「自分の学び方」

てくテクeXの振り返りシートには、

知識を問う問題はありません。

書くのは、

  • 今日一番「おっ!」と思ったこと
  • 予想と違ったこと
  • その時、何を変えてみた?
  • 次は何を試してみたい?

そんな、自分の感じたことや行動です。

もちろん正解はありません。

4月と比べると、子どもたちが書く言葉は驚くほど増えてきました。

今回、印象に残った言葉があります。

「太陽光には色がある。」

教科書の答えではありません。

その子自身が今日見つけた、自分だけの発見です。

こうした言葉が少しずつ増えていくことが、私たちには何よりもうれしい変化です。


面白がる文化を育てる

てくテクeXでは、

身近にある現象を使って、

「予想と違った!」

「なんでだろう?」

そんなズレを楽しむ活動を大切にしています。

知識を増やすことが目的ではありません。

まず育てたいのは、

「面白そうだから、やってみよう。」

という学びの文化です。

この文化の中で子どもたちは、

やってみる。

感じる。

気付く。

また試す。

そして、その過程そのものを面白がるようになります。

その積み重ねが、結果として主体性や探究心につながっていきます。

学びの原点は、正解を早く見つけることではありません。

「やってみたい。」

「予想と違った!」

そんな小さな驚きを楽しむことから始まります。


「子どもが夢中になる学びって、どんなものだろう?」

そう感じた方は、ぜひ一度、てくテクeXの体験にお越しください。

千葉市中央区と緑区で活動する体験・探究型のものづくり作教室「てくテクeX」では、Feel度Walkやものづくり活動を通じて、子どもたちの好奇心や探究心を育てています。

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